JOBX-02〜05
東大駒場キャンパス学生会館
1997/05回顧レビュー
九月の本公演を前に、宣伝も兼ねて行った番外公演。
たしか5月の水曜と金曜の昼休み、20分ぐらいのものを計四回やった。
その名も「ランチタイムコントライブシリーズ」。
すでに舌を噛みそうな勢い。
それにしても「コントライブ」とはなんという響きだろう。
やってることはそれまでと変わらないんだけど、なんだか妙な気分になる。まずは学内の人を呼ぼう、ということで早朝から校門でビラ配り。
とにかく配る。
あきらかに来ないであろう高校生にも配る。
おばちゃんにも配る。
講義に遅れてダッシュしてる奴にも無理やり配る。
何日かやってるとピークの時間帯とか絶対受け取らない人種とかが分かってきて
気分的には軽い自由研究である。ビラ配りを終えたら、学生会館の狭い部屋へ。
狭いなりに仕込みをして、あとは一晩でできあがったネタを確認。不安極まりない。
まあなんとかなるだろうと思っていると、強烈な眠気が襲ってくるし。
さらに睡眠が不足すると体が臭くなるし。
いかんともしがたいのが歯の痛さ。生まれて初めて正露丸を歯に詰める。
治療済みの虫歯も10年たてばもろくなるのです。みなさんも気をつけましょう。だいぶ記憶がうすれてるので、順番とかたぶん間違ってるんだけど
各公演のことを記憶のままに書いときます。初回は
場所の狭さを逆手にとって、部屋の中にお客さん、窓の外でコントという変則形式。
窓は閉め切られているのでふつうにしゃべっても当然通じない。
動きと、マイクの音声の世界。
なんというか、動物園の感覚です。
ビニール袋をかぶっただけのスパイダーマンにだらだら窓を登っていかれたり。
聞こえてくる漫才とガラス越しにやってる漫才の動きが微妙に違っていったり。
なんとなく三大テノールな三人組が登場したり。
ガラスにがっぷりよつになっている横綱相撲を見せられたり。
そんなランチタイム、お客さんはどう感じたのだろう?次は
細長い部屋でお客さん一列、単品メンバー一列が向かい合う。
やっぱりランチタイムといったらタモさんでしょ、ということで
全員手書きのタモリお面で登場。
おそるべし「いいとも」。幼児期からのすりこみに勝てず。
タモリンピックなみに伝言ゲームをするも
サルも木から落ちる→サルモネラ気が散る→サンボできるへきる
となる始末。その次は
狭い部屋がふたつ使えたので、二部屋で同時にコント。
各コントごとに題名を告知して、お客さんには気になる方に入ってもらうという形式。
「ものまね部」VS「一匹ものまね」とかね。
一回終わるたびにお客さんはぞろぞろ動き出す。
単品メンバーも裏道をこそこそ移動する。
その繰り返し。
個人的に「一匹ものまね」が大変だったので、その他の記憶がほとんどない。
向こうの部屋から「ものまね部」の楽しそうな声が聞こえるなか
ひとり黙々と失笑を買いつづける。大赤字。
のちに「目が見えた頃のへレンケラー」など一部を『(石原)』で再チャレンジするも不評。
別にいいんです。いつかリベンジ果たすから。
その他、ビバリーヒルズ風「アメリカ」とか「ミクロ卓球戦士」とか。
あと「動物人間」というのがあった。尻尾がついてるだけだ。ふつうだ。その次は
ふつうにコント。ハンガーを頭にはさむと首が回ることについて会議する。
本当にまわる。ちなみに二つはさむと500ガウスだったりする。
「〜的発想」や、太陽にほえろテーマにのって一言など
コントらしいコントが集まった回だった。
「一匹ものまね」の成果に不服だった私は、
この公演の最後に某TVアニメのものまねを敢行、撃沈。土下座して去る。こんな感じでシリーズを終える。
期間中、寝不足から「死ぬ―」が口癖だった。
そういえば
公演が終わってお客さんが帰ってから、裸に前掛けだけ付けて動き回ったことがあった。
理由は、ボス(?)の「そういうの、見てみたい」っていうだけ。
やるほうもやるほうだけど。*お気に入り* ささきくん、映画館に電話。