2005/03/04

フトッチョシスターズ

渋谷にあるカフェ「34」での出来事。

目の前にものすごくふくよかな20代後半とおぼしき女性2人組がいた。
たぶん二人は親友だ。
恋の話をしている。離れたとかくっついたとか。
こういう男がいいとか、ああいう男は嫌だとか。
あの子が結婚したが、旦那がああだ、こうだとか。
背格好も似た感じ。ファッションもイトーヨーカドー風味で統一感あり。
髪型は肩にかかるくらいの、そっくりなオカッパ。

頭の中に服を着たゾウアザラシがフラッシュバック。大量に横たわるフラッシュバック。

僕の知る限り、昔から似た者同士は集まるものだけれど、
結構な年齢になってまで、そのコミュニティーから抜け出せてないって
かなりヤバい空気があるなあと注目していると、ますますそのヒドさが増していく。

「34」には我がもの顔で店に出入りしている猫がいるのだが、
この猫は客の間を縦横無尽に行き来する。
その猫が動くたびに、何か声をあげるフトッチョシスターズ。
しかも、ふたりほぼ同時に。
「かわいい」「キョロキョロしてる」「あそこがあったかいんだ」
猫からしたら、ほっとけって言う話だ。
しかも、そのあとには必ず笑う。
「ひひひひ」とヒキ笑いする。明石家さんまのようにヒキ笑いする。
フトッチョシスターズ。

そして、そのうち、2人は何が起こっても面白い状態になってきたらしく、
一切のアルコールもないままに、ナチュラルハイに突入。
追加で注文しようという話になったらしいけれど、
メニューを見ても、注文が決まらないといっては、ひひひひ。
追加注文しちゃったっていっては、ひひひひ。
トイレに行こうとして、トイレがどこか分からないといっては、ひひひひ。
コーヒー飲んでみて熱かったら、ひひひひ。

何かを思い出すと思ったら、ケンケンっていう犬キャラだ。
またしても、フラッシュバック。ケンケンフラッシュバック。

そんな散々笑ったあとのフトッチョシスターズの言葉。
「あー、かなりカロリー消費した」
本当にそれだけ笑ったら、少しでもやせたらいいのに。

なんか切ない

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